コドモン、目黒区の全保育所に保育ICTシステム一斉導入

公開日時:2022-03-29 18:15:07  
カテゴリ:ICT機器/校務

目黒区、区立保育所に「CoDMON(コドモン)」導入
目黒区、区立保育所に「CoDMON(コドモン)」導入
コドモン画面イメージ
コドモン画面イメージ
 コドモンは、東京都目黒区のすべての区立保育所16施設に、保育ICTシステム「CoDMON(コドモン)」を2022年4月より一斉導入する。

 昨今、共働き世帯が増える中、保育の受け皿確保は急務となっている。厚生労働省は2021年度から2024年度までの4年間で約14万人分の保育の受け皿を確保するという「新子育て安心プラン」を2020年12月21日に公表。全国的にも保育士不足が継続している現状も、喫緊の課題となっている。

 政府は2019年度補正予算で、私立園に続き公立園にもICT導入に対する補助金対象を拡大。全国的に公立園でもICT導入が進みつつある。目黒区は補助金交付の対象外であったが、区独自でICT導入を決定。職員業務の負担軽減、保護者の利便性向上を通じて、子供と向き合う時間を創出し、保育の質向上を目指す。

 「コドモン」は、保育・教育施設の業務を支援するSaaS型の保育ICTシステム。2022年3月時点で、全国約1万1,000施設、保育士約20万人が利用しており、全国の220の自治体で導入および実証実験導入が決定している。SaaSとは、ネットワークを通じて顧客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供する仕組みのこと。

 おもな機能は、園児情報と連動した成長記録や指導案等を記録する機能の他、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援機能等。先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援するさまざまな機能を提供する。

 また同時にベビーセンサー等のIoTデバイスと連携する等、園内のICT/IoT環境を統合管理でき、インターネットを通じてWebサービス間をつなぐことができる。

 保護者アプリでは施設との連絡機能の他、子供の成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを提供する。

 「コドモン」を導入する目黒区の区立保育所は、駒場保育園・菅刈保育園・第二上目黒保育園・田道保育園・不動保育園・中町保育園・祐天寺保育園・中央町保育園・目黒本町保育園・原町保育園・南保育園・ひもんや保育園・第三ひもんや保育園・鷹番保育園・大岡山保育園・八雲保育園の16施設。2022年4月より一斉導入する。
<川端珠紀>