ウェビナー「デジタル・シティズンシップで学校DX 〜公立校での授業実践を身近に〜」平井聡一郎氏・鹿児島市・つくば市11/27

公開日時:2022-10-28 07:00:03  
カテゴリ:イベント/教員

内田卓氏
内田卓氏
 サイバーフェリックスは2022年11月27日、未来教育デザイン代表社員で先導的な教育ICT環境構築および支援に取り組む平井聡一郎氏と、ICTの自律的活用のための基盤育成ができるデジタル教材「DQ World」を実証導入する2つの自治体の教育委員会担当者と指導教員を招き、デジタル・シティズンシップ授業実践の事例紹介イベントを開催する。Zoomでのオンライン開催で、参加費は無料。

 GIGAスクール構想による1人1台端末の整備が進み、授業内外でデジタル端末を活用した新しい学びが期待されているが、インターネット使用の若年化が進み、子供たちがデジタルならではのリスクやトラブルに巻き込まれてしまうことを心配する声も多い。そうした状況の中、子供たちが安全・効果的にデジタルテクノロジーを使いこなすための能力を育成するデジタル・シティズンシップ教育にも注目が集まっている。

 サイバーフェリックスが提供する「DQ World」は、ゲーム形式で楽しみながらDQ(デジタル・インテリジェンス)を高めることができるデジタル教材。今回のイベントでは、未来教育デザイン代表社員や情報通信総合研究所特別研究員等を務め、全国の学校のICT環境整備・利活用に精通する平井聡一郎氏が登壇し、デジタル・シティズンシップ教育の最新動向や重要性について講演を行う他、「DQ World」を実証導入する自治体や公立小中学校の担当者が登壇し、デジタル・シティズンシップ教育の実践事例の成果と今後の課題を紹介。参加者がデジタル・シティズンシップの授業実践をより身近に捉え、デジタル・シティズンシップ教育が学校全体の学びの形式と質の転換に繋がる可能性をより理解できるようになることを目的としたイベントだ。

 これからのデジタル時代を生き抜くために必要不可欠な能力であるデジタル・シティズンシップの育成に関心をもつ教育関係者の方はぜひ参加してほしい。

デジタル・シティズンシップで学校DX〜公立校での授業実践を身近に〜

イベント概要

日時:2022年11月27日(日)10:00〜11:30

10:00〜10:25平井聡一郎氏講演

「学校DXを支えるデジタル・シティズンシップ」10:25〜10:50鹿児島市事例紹介

「デジタル社会に参画する資質能力を身に付けるために

〜『DQ World』で『リスク排除』から『Try & Learn』へ〜」10:50〜11:10つくば市事例紹介

「管理から自己決定へ

ー普段使いの学習者用端末のルールメイキングとデジタル・シティズンシップー」11:10〜11:30ゲスト対談おもな対象:全国の小中学校教職員、教育委員会の職員、教育事業者、その他教育関係者等

参加費:無料

形式:Zoom(ウェビナー)

申込方法:下記のリンク先フォームより申し込む。

※参加用URLは、開催1週間前、3日前、当日の午前中を目安にメールにて送信。メールがプロモーションボックス等に入ってしまう場合があるため【info@cyber-felix.com】の受信設定を推奨。

申込みフォームはこちら

登壇者

平井聡一郎氏

 合同会社未来教育デザイン代表社員、情報通信総合研究所特別研究員、南牧村教育CIO他、自治体、私学、教育関係企業のICTアドバイザー、茨城大学教育学部非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、経済産業省未来の教室評価・検討会議委員、文部科学省教育情報化専門家会議委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー、総務省地域情報化アドバイザー、デジタル庁デジタルの日検討委員会WG委員。アドバイザーで関わる自治体や学校の環境構築サポート、職員研修を通して、授業改革に取り組んでいる。

木田博氏

 昭和63年鹿児島県小学校教諭として採用され24年間学校現場で勤務後、鹿児島市教育委員会学習情報センター主幹として、県内でもっとも早く統合型校務支援システムを鹿児島市に導入した。その後、鹿児島県総合教育センター情報教育研修課係長時に、県内43の全市町村教委が参画した児童生徒および教職員に対する同一ドメインによる県域アカウントの構築と発行に携わる。また、令和元年度から文部科学省「ICT活用教育アドバイザー」として、GIGAスクール構想実現等のために全国の自治体への助言・支援を行うとともに、文部科学省「中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会」や、同省「教育のデータ利活用に関する有識者会議」において事例発表等を行っている。

木原敏行氏

 鹿児島市立松元中学校校長、前鹿児島県総合教育センター情報教育研修課長中学校技術・家庭科教員として採用され、その後、鹿屋市立視聴覚センター、鹿児島市教育委員会学習情報センター、かごしま県民大学中央センター学習情報係等、長年に渡り、情報教育に関する教育行政に従事。鹿児島市教育委員会学習情報センター勤務時には、国のスクールニューディール政策に係る電子黒板や情報機器等に係る整備を行い、同市のコンピュータ機器等の整備率を全国トップクラスにまで高めた。県総合教育センター情報教育研修課長時には、「南日本小学生プログラミング大会」の審査員を務める等プログラミング教育の推進にも努めている。「令和4年度文部科学省視聴覚教育・情報教育功労者」を受賞。

中村めぐみ氏

 つくば市教育委員会学び推進課兼総合教育研究所指導主事、文科省教育データ利活用有識者会議委員、GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議委員、GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議委員、中央教育審議会初等中等教育分科会個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会「教科書・教材・ソフトウェアの在り方ワーキンググループ」委員、ICT CONNECT基礎研究委員会メンバー、Microsoft認定イノベーターMIEE。

内田卓氏

 つくば市立吾妻小学校教務主任、つくば市学校ICT推進委員(2015〜2022)、micro:bit champion 2022、MIEE2020-2022、MCE、ロイロシンキングツールアドバイザー/認定Teacher、共著「ー教師のこんなことしたい! を実現できるー ICT"超かんたん"スキル」、ICT夢コンテスト2018 宮島龍興記念教育賞受賞。
<編集部>