Chromebook 日本市場は前年比2倍以上「Wi-Fi に接続していなくても使える」

公開日時:2020-10-30 19:30:05  
カテゴリ:教育ICT/小学生

2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
2020年10月30日「Chromebook に関する記者説明会」資料より
 GIGAスクール構想の前倒しにより、教育市場に向けたパソコンメーカー各社、OS各社、周辺機器メーカーの市場争いは激化。OS市場争いはGoogleのChrome OS、AppleのApple OS、MicrosoftのWindows OSの三つ巴戦といえる状況の中、2020年10月30日にGoogle Japanが「Chromebook に関する記者説明会」を開催した。

絶えず皆がスマートフォンや

タブレットで活動する時代

 GoogleのChromebookは2010年に初代Chromebook「Cr-48」を発表し、日本での販売を2014年にスタート。2016年には世界各国の教育現場で使われ始め、今では世界で4,000万台以上のChromebookが教育現場で使われているという。2020年はリモートワークやオンライン学習の増加に伴い、日本市場は前年比2倍以上というChromebook。注目の高まりを受け、2020年10月30日にオンラインで開催された「Chrombook に関する記者説明会」では、Google Chrome OSプロダクト マネージメント統括のJohn Maletis氏が、Chromebookの特徴と今後の展望について説明した。

  John Maletis氏は、まず冒頭で世界中が大きく様変わりしている状況に言及し、「私自身も3人の子どもは遠隔で学習しており、私も妻も親としての役割のほかに、教師やIT管理者の役割を担っている。その中でChromebookに助けられている」と1人の親としての視点からの気付きを伝えた。

 「ここ数年で生産性は高まり、より世界はシンプルになってきたと感じている。たとえば、本を読む、音楽を聴く、旅行の予約をするなど生活に進化が見られ、絶えず皆がスマートフォンやタブレットで活動をし、マルチモーダルになり、親、従業員、生徒、顧客など複数の役割を同時にこなしている人が増えた。そして多くのものがクラウドになっている」と語るJohn Maletis氏。約10年に渡るChromebookの歴史を振り返り、あらためてその特徴について説明した。

初代Chromebook「Cr-48」の発表は2010年。10年で世界は大きく様変わりした

今でも聞かれる「Chromebookはオフラインでは使えないの?」

 Chromebookが重要視しているのは「Security(セキュリティ)」「Speed(スピード)」「Simplicity(シンプル)」「Smarts(スマート)」「Shareability(共有)」の5つの「S」だ。5つの「S」を実現する特徴として以下の10点をあげた。

1.Titan C セキュリティチップ搭載(※発売年代や機種による)

2.何層ものセキュリティで守る

3.数秒で起動し、すぐに見つかる

4.Chrome OSを常に最新に保つ自動更新

5.スタイラスペンで生産性アップ

6.簡単なセットアップですぐに使える

7.家族のデジタル上のルール設定を

8.多彩なアプリで仕事も遊びも

9.Wi-Fiが落ちても手は止めない

10.Chrome OSを多様なハードウェアで

 10の特徴のなかでも、John Maletis氏が強調していたのは「9.Wi-Fi が落ちても手は止めない」こと。すべてのデータがクラウド上に保存されるChromebook は、「Wi-Fi に接続していないと使えないのでは…?」ということを今でも聞かれるというが、Chromebook にはオフラインで動作するアプリが内蔵、もしくはインストールできるので、オフラインモードにしておけば、Wi-Fiがなくても続けて使うことができ、オンラインになったときに保存される仕組みになっている。

 もう1点、よく聞かれることとして「Chromebookにアプリはインストールできませんよね?」については、Google Playストアの馴染み深いアプリを使用できることを説明し、多くの企業と連携していることを強調した。

 John Maletis氏は最後に、HP、Lenovo、ASUS、Acerから発売中のChromebookの製品ラインアップを紹介し、日本はLTE対応端末のニーズが高いことに言及。「アメリカではWi-Fi対応端末が主流だが、実は最近LTE対応端末のニーズが高まっている。GIGAスクール構想によって日本市場でニーズの高い LTE対応端末を今後より多く揃えていく可能性がある」と語り、記者説明会は終了となった。

 急ピッチで進むGIGAスクール構想で2021年3月には小中学校では1人1台環境が整う予定だ。家庭では保護者が個人のデジタルデバイスを持ち、さらにリモートワークのために勤め先の端末を持ち帰ってきている場合もある。そこに子どもが学校からパソコン・タブレットを持ち帰ってくる。年々自分のスマートフォンを持ち始める年齢も低年齢化しているなか、小中学校が安全上の理由から、個人のスマートフォンを登下校時に持つことを許可する動きもある。学校の方針としてBYOD(Bring Your Own Device)を掲げ、ICT活用を推進する学校も増えてきた。

 もはや学校でも家でも、1人1台から2台へという未来はすぐそこにあるのだろう。ツールの進化によって子どもたちの学び方、先生の教え方、親子関係、そして未来の社会はどう変化・進化していくのか。これからもGoogleのサービスとChromebookの動きに注目したい。
<田口さとみ>