【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評

公開日時:2021-02-23 16:00:05  
カテゴリ:教育・受験/中学生

【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評
【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評
【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評<英語>
【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評<英語>
提供:SAPIX中学部
【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評<数学>
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【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評<国語>
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【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評<国語>
【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「立川高等学校」講評<国語>
 令和3年度(2021年度)東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が、令和3年2月21日(日)に実施された。東京都が令和3年2月15日に発表した最終応募状況によると、全日制は2万9,509人の募集人員に対して3万9,785人が志願し、最終応募倍率は1.35倍。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査・進学指導重点校「立川高等学校」の講評を速報する。このほかの共通問題(全5教科)と進学指導重点校(全7校)についても同様に掲載する。

立川高等学校<英語>講評

1.リスニング問題:小問数5

 例年通り、問題Aと問題Bの2つに分かれていました。問題Aは設問ごとに対話とそれに関する質問を聞き、適切なものを選択肢から答える形式です。問題Bはある中学校へ着任した外国人の英語教師による生徒に向けた自己紹介で、その内容に関する選択問題と英文記述問題が出されました。

2.対話文の読解(約1355語):小問数9

 生物部の高校生が発表のテーマを探す過程で、発光する海洋生物の生態を学ぶ内容の対話文でした。選択形式の適文補充問題や並べかえ英作文は例年通りでした。問8では新傾向問題として、選択式の内容一致問題が出されました。複雑な選択肢も含まれ、本文から得られる情報を分析・整理する力が求められました。問9の英作文は与えられたテーマに沿って40語以上50語程度で記述する問題でした。ボリュームのある本文の速読だけではなく、英作文も素早く書くことも重要でした。

3.物語文の読解(約1465語):小問数12

 新任の数学教師が双子の姉妹との過去の出来事を回想しながら、自分を勇気づける物語文でした。その時々の主人公の心情を問うものが多く出され、本文を深く読み、主人公の考えを想像することが正答への道筋となりました。問2や問5はその典型でした。問8では、大問2と同様に選択式での内容一致問題がありましたが、難度としては標準的なものでした。問9では例年出題されている本文内容の要約文が出されました。時間をかけずにキーワードとなる語を本文から見つけることがポイントでした。

立川高等学校<数学>講評

1.小問集合

 平方根の計算、連立方程式、二次方程式と解、確率、作図の5問構成でした。丁寧な計算処理や数え上げが必要ですが、いずれも解法に悩むことはないと思われますので確実に正解したいところです。

2.反比例と二次関数

 反比例と二次関数のグラフについての問題でした。〔問1〕は比例定数を求める基本問題でした。〔問2〕はひし形の性質を利用して座標を求める問題、〔問3〕は等積変形の問題で複数解答が必要でした。いずれも頻出な問題なので対応しやすかったと思われます。

3.円

 正三角形の外接円についての問題でした。〔問1〕は与えられた辺の比を利用できたかどうかがポイントでした。〔問2〕(1)は頻出なタイプの合同の証明とその活用の問題でした。(2)も(1)の結果を利用して正解したい問題でした。

4.分割された長方形

 格子状に分割された長方形についての問題でした。〔問1〕は長方形の対角線と分割した線分の交点の個数を求める問題、〔問2〕は面積が最大になるような長方形について考える問題で比の活用がポイントでした。〔問3〕は直方体のブロックを積み上げて立方体を作る問題でした。見慣れない設定ですが、落ち着いて取り組めば対応できる問題でした。

立川高等学校<国語>講評

1.漢字の読み取り

 間違えやすい語句が多く問われているため、高得点を狙うには正確な知識を必要とします。

2.漢字の書き取り

 日常生活ではあまり使わない語句が含まれているため、標準的な難度のものを確実に得点することが重要です。

3.はらだみずき『銀座の紙ひこうき』

 出版社の営業の仕事をしている主人公が、小さな本屋の主人とのやりとりを通して自分の仕事に向き合っていく様子を描いた小説文です。6問すべて記号選択で、標準的な難度のものが多いため素早く確実に処理したい大問でした。

4.河野哲也『人は語り続けるとき、考えていない』

 18世紀頃と19世紀以降の哲学を比較して、「対話」の重要性から哲学のあり方を論じた文章でした。抽象的な題材で難しい言い回しが多かったため、若干の読みづらさが感じられます。2020年と同様に作文はなく、制限字数80字以上100字以内の記述が2問出されました。記述量は多いものの、文章構造は明確なので、解答の根拠は見つけやすいと言えます。対比や傍線部の換言を意識しながら、手早く解答をまとめていく必要がありました。

5.滝川幸司『菅原道真』

 菅原道真が讃岐に赴任したときに詠んだ漢詩について説明した文章です。漢詩には現代語訳が付いているため解答する際の手がかりになりますが、難解な言葉が多く受検生にとって読みづらさを感じる内容でした。記号選択には一部まぎらわしい選択肢が含まれているものもあるため、時間配分の難しい大問でした。

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 このレポートは、令和3年2月22日(月)、23日(火)に速報としてSAPIX中学部が作成したもの。

 SAPIX中学部は、新小学5・6年生、新中学1・2・3年生(現小4・5・6生、現中1・2生)を対象に「高校入試分析会 〜地域別 入試概況〜」および「高校入試分析会 〜志望校別 データ分析〜」をオンライン配信する。3月19日(金)から視聴可能。講演内容や視聴方法などの詳細は、SAPIX中学部のWebサイトで確認できる。

協力:SAPIX中学部
<編集部>