2024年11月27日、立命館アジア太平洋大学(APU)とビズリーチが提携し、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を導入することを発表した。これにより、APUの学生はオンライン上で卒業生とつながり、グローバルに活躍する卒業生のキャリアに触れる機会が増える。特に、学生の約半数を占める国際学生のキャリア支援が強化される見込みだ。
APUは、2000年に設立された日本のグローバル教育をけん引する大学で、世界111か国・地域から約3,000人の学生が集まる。多様な背景を持つ学生が集うAPUでは、従来のマス型キャリア支援では限界があり、卒業生の多様なキャリアを可視化し、学生が自身のロールモデルとなる卒業生とつながることが求められていた。今回の提携により、学生は「ビズリーチ・キャンパス」を通じて、志望する業界や企業に就職した卒業生とコンタクトを取ることが可能となる。
ビズリーチ・キャンパスは、OB/OG訪問の依頼から実施までをアプリ内で完結できるサービスで、立命館大学でも導入されている。立命館大学では、2023年のOB/OG訪問依頼数が過去最高の7,000件となり、2020年に比べ3.5倍に増加した。APUでも同様の効果が期待されている。
APUの副学長兼就職部長の篠田博之氏は、「無限のキャリア選択が可能な時代において、OB/OGとの接点は重要性が増す」と述べ、学生と卒業生双方にとって価値のあるネットワークの形成に取り組む意向を示した。また、ビズリーチの新卒事業部長の藤田拓秀氏は、「多様なロールモデルを知ることは重要であり、APUの学生にとってその価値が発揮される」とコメントした。
立命館アジア太平洋大学とビズリーチ提携、学生と卒業生つなぐ
公開日時:2024-11-28 10:45:03
カテゴリ:教材・サービス/その他
- 立命館アジア太平洋大学が「ビズリーチ・キャンパス」を導入
<佐藤愛>
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