大学向けChatGPT実証実験、ナレッジセンスがパートナー募集

公開日時:2024-11-29 13:15:04  
カテゴリ:教材・サービス/授業

法人向け chatgpt ChatGPT大学向け 実証実験
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ChatGPTのセキュリティ
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社内データを読み込んでRAG活用できるragサービス
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読み込ませた社内データを参照してソースとして表示可能 chatgpt RAGサービス
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 ナレッジセンスは2024年11月28日、法人向けChatGPTシステム「ChatSense」の大学向け実証実験パートナーの6次募集を開始したと発表した。これまで多くの大学での導入支援実績を生かし、セキュアな環境での運用を支援する。特に「スターター」プランを活用することで、予算取り前の段階でも10万文字程度の会話を無料で検証できることが大きなメリットである。

 ChatGPTは、米OpenAI社が提供する自然な対話が可能なチャットボットサービスで、業務効率化やサービス品質向上が期待されている。ナレッジセンスの「ChatSense」は、法人向けに特化したセキュリティ機能が注目され、400社以上の大手企業や教育機関に導入されている。大学での導入には、通常の法人とは異なる支援が必要とされており、予算取り前の無料検証や徹底したセキュリティ、見積もりの透明性が求められている。

 「ChatSense」は、学習データに使われないセキュアな環境を提供し、AIの学習からチャット内容を守る機能が特徴である。さらに、プロンプトテンプレート機能や学内データをAIに学習させる追加学習機能など、ビジネス向けの機能も充実している。特に、追加学習機能では、社内データを取り込んだAIの構築が可能で、回答の参照元を提示することでAIの信頼性を高めている。

 今回の募集では、日本の大学や高等専門学校、専門学校に属する団体を対象に、6組織までの募集を行う。締め切りは12月12日23時59分までで、採択された組織には実証実験の事例として共同プレスリリースの出稿を依頼することがあるが、必須ではない。

 ナレッジセンスは、生成AIを活用して社員の生産性を向上させるためのサービスを提供しており、企業や大学からの相談を受け付けている。生成AIを利用したデジタルトランスフォーメーションの推進に尽力している。

◆実証実験パートナーの6次募集

対象:日本の大学、高等専門学校、専門学校に属する団体(部署・チーム単位での応募可能)

募集上限:6組織(原則として先着順)

締切:2024年12月12日(木)23:59

応募方法:Webサイトの問い合わせフォームより応募する
<佐藤愛>