NOBORDERZは、JTBとJ&J事業創造と共同で、メタバース空間「XANA」上に社会体験学習プラットフォーム「Potential Meets You Academy(PMY Academy)」のための空間を構築した。これは、全国の中学校・高校への探究学習の導入支援を目的としており、2025年4月の本格開校を目指している。
NOBORDERZは「教育×メタバース」をテーマに、教育現場と企業の新たなエンゲージメント形成を目指している。これまで、地方自治体初の「鳥取県メタバース課」設立支援や、Web3を活用した地方創生プロジェクト「ご当地アトムNFT」トレーディングカードの開発、AIアバターチャット「YAKAMIHIME」を自治体職員として採用するなどのプロジェクトをJ&J事業創造と共同で実現してきた。
PMY Academyでは、JTB、J&J事業創造と連携し、メタバース技術を活用して探究学習機会の拡大を目指す。国策である「GIGAスクール構想」の推進支援や、通信環境や教育現場のニーズに応じた運用モデルの提供も行う予定だ。NOBORDERZは今後も、地方自治体、企業、教育機関などとともにメタバース技術の社会実装を加速させていく。
PMY Academyの事業ビジョンは、社会と関連付けた学びを通して生徒たちが多くの可能性に出会い、学ぶことの楽しさを知り、進学や職業選択の視野を広げ、自らの人生を力強く歩んで行けることを支援することにある。おもな学習プログラムには、横断的・総合的な課題や、賛同企業が解決に向けて取り組んでいる社会課題、地域や学校の特色に応じた課題、生徒の興味・関心に基づく課題、職業や進路に関する課題が含まれる。
学習方法としては、生徒がメタバース空間をアバターで巡り、興味関心に合わせた学びを深めることができる。回遊性が高く、学習者個人の興味関心に応じた学習が可能だ。2024年12月以降には、三菱UFJアセットマネジメントや第一三共ヘルスケア、ニチレイフーズ、インフロニア・ホールディングス、明治ホールディングスなどの企業が提供する教室が公開予定である。
XANAはAIを活用したWeb3.0メタバースであり、誰でも簡単にアバター、空間、ゲームを創り、資産を売買することができる。上場企業、地方自治体、教育機関など様々なセクターに既に100以上の導入事例がある。XANAのCEOであるXANARIOは、日本奈良県出身の起業家で、エンターテイメントプロデューサーとしても活躍している。
NOBORDERZは「国境のない世界を」というヴィジョンを掲げ、米国ニューヨークとドバイを中心に事業を展開する次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニーである。ブロックチェーン技術に基づいたメタバース、NFTプラットフォームなど、エンターテイメントとテクノロジーを融合させた事業を行っている。
メタバースで探究学習拡大、PMY Academyが2025年開校
公開日時:2024-12-04 14:15:03
カテゴリ:教材・サービス/授業
- Potential Meets You Academy
- 企業が提供する教室が公開予定
- XANARIO
<佐藤愛>
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