ワークアカデミーは2024年12月1日、武庫川女子大学と共に、みなと銀行と「リカレント教育にともなうキャリア支援事業」に関する三者協定を締結した。これにより、MUKOnoa+としての金融機関との提携は、りそな銀行・池田泉州銀行に続き、三行となった。
ワークアカデミーは、2023年4月から武庫川女子大学のリカレント教育プログラム「MUKOnoa+」のパートナー企業として参画している。このプログラムは、同大学の卒業生を中心とした社会人向けに、デジタル・ビジネススキル向上を目的としたリスキリングプログラムやキャリア支援を提供している。MUKOnoa+開始以来、専属キャリアアドバイザーによるカウンセリングの利用者は400名を超え、相談者ひとりひとりのキャリア形成に役立てられている。
多様化するキャリア志向をもつ相談者に対し、求人ニーズの質・量を向上させ、より多くの人材マッチングを達成するため、2024年10月の池田泉州銀行との連携協定締結に続き、今回、みなと銀行と新たな三者協定の締結に至った。みなと銀行は、すでに三者協定を締結しているりそな銀行のグループ企業であり、兵庫県に根差した歴史ある金融機関である。兵庫県内でトップレベルのメインバンクシェアを有し、県内における幅広いネットワークを維持している。2021年7月に有料職業紹介業務を開始し、取引企業の求める人材像に沿った紹介を通じ、県内における人材課題の解決に取り組んでいる。今回、みなと銀行とMUKOnoa+が連携することで、武庫川女子大学が所在する兵庫県の求人企業と、相談者の人材マッチングに注力し、企業並びに地域経済の活性化に貢献していく。
ワークアカデミーは、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助事業者として、武庫川女子大学の卒業生をはじめ、自ら学び続ける社会人と成長志向をもつ中堅・中小企業とをつなぎ、地域の人手不足解消に努め、その活動を通し、「社会で活躍する人材を育成・輩出する」という使命を果たしていくとしている。
武庫川女子大学は、12学部20学科を設置する日本最大規模の女子総合大学であり、2025年4月には新しく「環境共生学部」がスタートする予定である。西宮北口キャンパスで行われるリカレント教育「MUKOnoa+」は、開始から400人以上がキャリア・転職支援を利用し、キャリアチェンジを実現している。
みなと銀行は、兵庫県に根ざした金融機関として105店舗を構え、個人および中小企業に対して多様な金融サービスを提供している。預金、ローン、資産運用のほか、企業の人材採用支援も行い、兵庫県の経済発展に尽力している。
今回の三者協定締結により、武庫川女子大学、みなと銀行、ワークアカデミーの三者が連携し、兵庫県内の人材マッチングをさらに強化し、地域経済の活性化に寄与することが期待されている。
武庫川女子大、みなと銀行・ワークアカデミーとキャリア支援協定
公開日時:2024-12-10 16:15:03
カテゴリ:教育行政/その他
- 連携協定のイメージ図
- 武庫川女子大学・みなと銀行・ワークアカデミーの三者協定締結
<栄亜衣>
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