TVS REGZAは、4K電子黒板「レグザキャンバス」の新商品として、Google EDLA認証を取得した65V型「TD-E657TS」と75V型「TD-E757TS」の2機種を2024年5月中旬に発売する。Google PlayストアやGoogle Workspace for Educationなど、大画面のタブレットのように利用できる。

　新製品「TD-E657TS」と「TD-E757TS」は、Google EDLA認証を取得したAndroid OS（Android 13）搭載の4K電子黒板。オンライン会議アプリをはじめ、多様なアプリをGoogle Playストアからインストールできる。また、Google Workspace for Educationをシームレスに利用でき、レグザ独自のさまざまなアプリをあわせることで、より高度な教育やプレゼンテーションの実現をサポートする。日本PTA全国協議会推薦品。

　ホワイトボード機能では、手書きした文字を自動でテキスト化。板書書きの体裁を気にすることなく、テンポよく書き込んで使用できる。背景選択は授業や部活動などの用途に応じて効果的に変更も可能。記載した内容は即時共有。QRコードで表示することで、カメラでの読み取りができるほか、Googleドライブへの保存、メール送付が可能になる。また、三角定規や分度器などの図形ツールを備え、Googleドライブの画像についてもホワイトボード上に貼り付けできる。

　ビデオ会議などレグザキャンバスに映る画面と、内蔵マイクを介した会話は、録音録画が可能。動画データはローカルやクラウドストレージなどに保存し、授業や会議の情報共有もできる。またスマホやタブレット端末、ノートパソコンの画面は、手軽にレグザキャンバス上に表示できる。

　遠隔拠点との会議や、教室内での全校集会には、同一ネットワーク内にある複数のレグザキャンバスと画面共有することでスムーズに対応。複数の端末の画面を同時にレグザキャンバスにミラーリングが可能で、レグザキャンバス側からも端末を操作できる双方向のタッチ操作を実現している。2024年中に9画面同時接続対応予定。

　端末への給電はケーブル1本。本体前面に配したUSB Type-Cに端末を接続するだけで、ノートPCから映像・音声データの送信、レグザキャンバス画面からの端末操作、端末へ給電できる。消費電力は、大幅に抑えたエコモードを搭載。また、液晶ディスプレイ表面と保護ガラスを光学用接着剤で接着しており、ボールなどがぶつかっても簡単に割れる心配はないという。

　65V型「TD-E657TS」と75V型「TD-E757TS」の2機種があり、価格はいずれもオープン。発売日は5月中旬の予定。

＜川端珠紀＞

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